Aposさんの棒バトを文章にしてみた。 『Graviton Switch』 ③ Last

黒いかけらを捉えて、黒棒は飛ばされながら宙返りし、壁面で体を安定させた。
息つく間もなく相手に向かう。その頃には白棒も準備していた。
二度、三度、体がぶつかり空中に舞う。
そしてその時、また重力が変わった。今度は真っすぐ天井に向かって。
二人とも着地し、また攻撃する。
この幅14mほどの狭い空間で、白棒の次の一手は何なのか。
答えはすぐに出た。

白棒は波動を変形させ、いくつもの板にしていた。それは、黒棒がいままで見てきた物の中では、ガラスが一番よく似ていた。
透明に光りながら、今にも黒棒を貫かんと向かってきた。
黒棒が走り出した。
ジャンプして避け、くぐるようにかわし、あるいは波動を斬り裂きながら、白棒に向け疾駆していった。
もう、相手に余裕は残されていなかった。

斬った。一息に。
この瞬間、黒棒はこの戦いが終わったということを実感した。



――勝てたのだ。


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例によって呟き↓
ふう。なんとか完成したwww
設定とかなんとか意味わからん領域に陥った希ガs((いい加減にしろ
一度見た人がこれを読んでまたAposさんの棒バトを一つ見れたような気になったら嬉しいな^^
それでは俺は失礼しますwww